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​From 17/5/2016

~Lunatic Venus Op.9 “ΔΔΔtrinity”~

何かが起きるような 不吉な予感と
何かが終わるような 不思議な期待が
綯い交ぜになって 投げ出すように生きた
今日も電線の合間に 陽が沈んで逝くのを見た

 

毎日 毎日 生まれては死んできた時間を
誰もが「証明出来ない」と言う
それでも 完全に整えられた 因果の下では
毎日が生の証明となるらしい

 

例えば 明日 僕が黒猫を傷付けたら
それは巡り廻って 僕に降りかかるだろう
それなら 明日 僕が 僕を傷付ける罪は
何時の時間の 誰に降りかかるのだろうか

 

目が醒める度 生まれ変わっても
目が醒める前には 戻れない

 

この手紙を切り刻んで 砂塵のなかに捨てたって
必ず 君は読むだろう
この愚行を 何度 繰り返そうとも
必ず 君に届くだろう

 

だからまた──

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