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a Ray -ツバサ-​

~Lunatic Venus Op.9 “ΔΔΔtrinity”~

新しい星に降り立って 些細な休息
風は 空気の匂いを運ぶ
緑の匂いは 何故か懐かしく感じた

どうしてヒトは 戦い 争い 奪い合っては
持て余して 捨てて 棄てる場所に困る?

 

何の為に 戦うの?
戦う為に 戦うの?
それとも 命を燃やす燃料が
“殺意” ……それしかないの?

 

例えば もっとcleanなエネルギーとか
もっと賢しい 言い訳とか 聞かせて欲しいよ
なのに
アナタの瞳は純粋で 明日なんてまるで
見えないみたいに 深く 澄み渡っているの

 

強くなることで 強くなって
戦うことで 戦いが増えていく
それでも 命を燃やす燃料は
“情熱” ……それは 何に向けられているの?

 

例えば もっとモノトーンの感情とか
もっと馬鹿馬鹿しい作り話で 説得して欲しいよ
なのに
アナタの瞳は純粋で 私なんてまるで
居ないみたいに 大気ばかり 映しているの

 

破壊の為に 造られた機体が
アナタを愛して アナタに愛されている
その目的の 最後の場所は 一体 なに?

 

風は何処へ 向かうのだろう?
私の知らない世界に 流されていく
昼も夜もない 黒い空間に浮かぶ私を
きっと... 重力が呼んでくれる

 

信じている

 

光に祝福されたツバサは きっと
二度と始まらない 終わりを 祝福してくれる

 

信じている

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